ウェルテル効果、とかいうのがあるみたいだね

ウィキ的にはマスメディア報道に影響されて自殺が増える事象を指す。

らしいです。

若きウェルテルの悩み、とかいう本の名前くらいは聞いたことあるな。それを書いたらしいゲーテとかいうやつも名前くらいは聞いたことがある。

ウェルテル君って人が、既婚者の女に恋をするけど叶うわけもなく、結局しんどくなって自殺する、っていう内容の本らしい。

んで、同じような境遇の人がその本を読んで共感し、自殺した。そんな感じのエピソードが語源らしいです。

なんだかえっちですね。

湊かなえの書いた告白に確かウェルテルって呼んでくれ!みたいなこという先生がいて、かなり無自覚に他人のことを追い詰めていたようだけど。

それはウェルテル効果を意識してのものなんでしょうか?

良輝、だったかな。たしかそんな感じの名前だからウェルテルってかっこよく言ってる設定だったみたいだけど。

まあでもウェルテル効果はあくまで、他者の状況に影響を受け共感し、自分も自殺という行動を取る。

というそんな感じの言葉なので違うかも。

と思ったけど…

そういやその、ウェルテル先生を告発した学級委員かなんかの女の子が丁度そんな感じの現象に見舞われてたような気がするね。

確か、テレビでどっかの国の少女が…いや書くの怠いわ。

オレの頭ん中に入ってんだし、この記事を誰かが読むとは思えねえから補足とかする必要もないね。

ようは小説全体が、その学級委員の女の子を皮肉るようにウェルテルってキャラを登場させた可能性はあるよなあ。

つっても、その女の子も別に自殺願望とかはなかったような気がするけど。

他者に影響を受けて自分も自殺してしまうようなキャラではなかった記憶。

まあアレ読んだのかなり前だしもうそんな覚えてないけどね。

結局ウェルテル先生はなにか、何かのためにその名前を持っていたんだろうか?

というか、ウェルテル「効果」とは結びつけてないかもね。

ただ若さと…まぁ~気持ち悪い正義感と共感性の低さ故に暴走してたウェルテル先生…どちらかというと「若きウェルテル」の方を充てていたのかも…しれない。

ちょっと暴論臭いね。

でも私は暴論こじつけ大好き人間なので。

政治は思いっきり偏ってる思想もってる方が面白そうとか考えちゃう人間だしな。

ということでウェルテル先生は、「若きウェルテル」というタイトル…まあうん。そう。

内容は今ざっとあらすじ読んだ限りだと特になにか共通点は無さげなので、タイトルですね。

そこに被せてそのネーミングにした可能性は無きにしも非ずと言ったところです。

やっぱ学級委員の女の子は関係なかったかも。

 

ウェルテル効果、面白いね。

俺自身も、なにかこう、他者のはかなげで、かつそれでも豪快に楽しそうな自殺のエピソードを見てしまうと真似したくなっちゃうんだよね。

例えばそう。

オレの中に一番根強く残ってるのは、ツイッターでバイク乗りをしてたとある人。

なんか旅してたっぽくて、その最終日にダムの画像を乗っけて、ここが終着点です。さらば!的な。

あんまり覚えてないけどそんな感じのツイートをした後に身投げして死んだんですよね。

いや、かなり衝撃を受けた。

ここまで楽し気に、出来ることの中でやりたいことやって死んでいくっていうのがすごく羨ましく見えた。

それを見てから私は、なんか人生つまんなくなったら、その時に出来ることを全部やってあとは酒でもめっちゃ飲んで、好きな音楽聞きながら自殺しようっていうね。

そういう思想を抱いている。

私が初めて明確に持った将来の夢がこんなもので、あんなものが由来だとは到底家族には言えたもんではないですけど。

 

ウェルテル効果ねえ。

面白い言葉ですね。状況も面白いし、何より語源が面白い。

カリスマとかなら意図的に引き起こせそうですね。というか多分もう起こってる。

集団自殺とかの延長線上にある気がするね。