最近ネット、自分の場合はツイッターだがきっとインスタもtiktokも同じようなものだろう。プロの仕事が簡単に見えすぎる。
どいつかが言っていた「消費者コンプレックス」というものの発生確率が高すぎる。
だって今まで口開けてたら勝手に入ってくるコンテンツの「作り手」が見えてしまうから。
すごいイラストとか、エモい曲とか、完成度の高い映像とか、今までは作り手の存在を全く認識していなかった。それを人間が作ってるってことすら考えない限り一生思いつかないまであった。
のに、今はイラストレーターも作曲家もどいつもこいつも少し調べれば簡単に人間性が分かって作業風景が覗ける。
相手は人間、自分も人間。
相手は創作ができる、自分は創作ができない。
はいコンプレックス誕生。
簡単だね。
なんだかな
嫉妬とかももちろんあるのかもしれないけど、それ以上に「自分が好きなものを自力で生み出せない人間」っていう事実に打ちひしがれるんだよね。
はー苦しい苦しい…
昔みたいにただゲームの内容を楽しんで、キャラ絵見て「顔がいい~~」つって、曲と映像がこれ以上ないくらいにマッチしてる動画を「エモい」の一言で片づけてひたすら聴いていたい。
中途半端にもの作ることを覚えて、実力も足りない気力も足りない。
そのうえ目に入るのは上も上、最上位のそれでもの食ってるクリエイターばっかり。
当然目も肥える。
それに気づいて慌ててイラストレーターをはじめとするクリエイターのフォローを片っ端から外したけどもう遅かった。
上がった理想は下がらないし肥えた目は戻らない。
自分のへたくそな創作物を見るのには耐えられないし、もうどうしようもない。
絵の上手い子は小学校とかで上手い上手いってちやほやされて、そこからどんどんうまくなる。みたいな話をよく聞くけど、「上」の存在を見続けてしまった自分にはひたすら創作が楽しい時期、なんてもう無理な話だ。
好きなキャラを描くときに「顔が似ない~~;;」っていう悩みとかあると思うけど、自分はもうそのキャラの最高にかっこいい顔を知っていしまっている以上、似てない顔を生み続ける自分を許せないしその状態で描き続けるのは難しい。
これは自分が上を知らなかったり、下手くそ同士身を寄せ合うことが出来る人間だったり、ストイックに練習を続けられる人間だったりすればまた変わってくるんだろうけど。
少なくとも自分はそこで終わってしまう人間だった。
最初はこんなに下手くそだったけど2年間描き続けてこんなにうまくなりました!独学です!プロにもなりました!みたいなの見ると余計に憂鬱になる。
自分も早く錯乱か発狂したい。
そんな日は来るだろうか
来ないだろうな